2004年度追いコン記録会

2005年1月26日
メルパルク（短水路、手動計時）

感想

今までの4年間で、追いコン記録会は今回を入れて多分3回あったと思います。この記録会は、卒業生を追い出すという幹となる目的がありながら、在校生にとっては北医の正式記録会であるために、案外本気で望んでくるという充実したものであると思います。実際僕も以前の2回は、追い出す気持ち20％、自分の記録を伸ばす気持ち80％でこの記録会に望んでいました。個人競技であるゆえ、自分を高めることはどんなときも譲れませんよね。しかし、今回のように追い出される側の当事者になってみるとやっぱり非常に不思議な感覚がありました。相変わらず、「何泳げばいいタイムでるかなぁ？」って考えていた自分はいましたが、それでも「あぁ、最後か〜」とも、考えてしまいましたね。やっぱり最後って考えるとさみしいです。最後じゃないんだけどもなぁ。
　この文章を読んでいるあなたは、あと競技生活が何年残されているのか僕にはわかりませんが、その残された時間を是非無駄にしないで欲しい。そして追いコン記録会では、追い出す気持ちより、自分の記録を狙う気持ちを出して望んで欲しい。僕はそれでいいと思う。がんばってベストが出たなら、卒業生にとっては「あぁ、こいつがんばったからだな」と感じられ、それが最高の贈られる気持ち（ハート）であると思う。「追い出し」の気持ちは、自分が実際なってから感じればいい。そのときでいいと思います。
　僕は、卒業生としての北医部員という新たなフィールド（立場）へ進みます。北医にとっては未知のフィールドを、僕は蝦夷を開拓した屯田兵のようなフロンティア・スピリットで進んでいきたいです。そして北医水泳部に貢献していければ、これ幸いです。これからもよろしく！（当然、自分の記録もまだまだ伸ばしていきますよぉ〜。）

主催者より

主催者から一言ということで、皆さん追いコン記録会どうだったでしょうか？年が明けてすぐというこでカラダがまだ本調子じゃないという人もたくさんいたと思います。それにもかかわらずベストが出たという人、春から始まる今シーズンに向けて幸先いいんじゃないんてすか？そうじゃなかった人も現状を把握してこれから先の展望が見えてきたんじゃないでしょうか。そして卒業生の皆さんにとっては現役最後の記録会でしたね。悔いの残らない結果は出せましたか？まあ新年一発目の記録会としてみんながそれなりに得たものはあったでしょう。
　さて、記録会の話はこの辺にして、追いコン記録会といえばやっぱり皆でやるリレーです。これははずせません。今回僕が企画することになりました。毎年これといって決まったリレーの型というものはないみたいで、どんなリレーにするか悩みました。まず頭に置いたことは卒業生を中心とした卒業生が主役になれて、そしてなおかつ盛り上がるようなリレーシステム。そして卒業生には心から楽しんでもらう。それを考えたら僕にはあのような形しか思いつきませんでした。みんなが楽しんでくれたかどうかはわかりませんが僕自身はそれなりに面白いものになったと思っています。心残りだったのは慌ただしさとチームの割り振り。メルパでやるからには時間的な問題はしょうがないかなとも思いますが、それでももう少しゆとりをもってやりたかったし、チーム分けの面ではもっと時間をかけてチームを組めばもうすこし接戦したリレー展開ができたと思います。この点を改善できたら卒業生の方にはもっと楽しんでもらえたかなと少し心残りです。でも部活にくればもっと楽しいことはたくさんあるので卒業したあとも皆さん来るということを前提にして良しとしますか。というこで、また部活に来るの待ってますネ！