第45回東日本医科学生総合体育大会水泳競技

2002年7月29、30日
茨城県笠松運動公園（長水路、自動計時）

感想

　2002年度第45回東医体は、東京医科歯科大学を総合主管として、茨城県ひたちなか市笠松運動公園屋内水泳プールに於いて行われました。そこは、茨城県が本年5月に115億円かけて建設したばかりの、オーロラビジョンを備え付けたメインアリーナ（50ｍＡ級国際公認プール）とサブアリーナ（50ｍ一般公認プール）を持つ、国際規模の競技会が開催できる国内最高グレードのプール施設でした。
　そして、その最高の環境に恵まれてか、今大会は、多くの新記録が生まれた、ここ数年の記録を見ましても、特筆すべき大会であったと言えます。その中で、北医の雄、乙黒雄平氏が2001年度東医体に於いて樹立されました50m 自由形25秒07という大会記録が破られました。氏は今大会、同種目で25秒32という記録を残し、惜しくも2位に終わりましたが、その表彰台に上がった雄々しい姿には深く感動させられました。北医体であれほど強かった北医も、圧倒的な人数を擁する私立大学の前では、些か精彩を欠いていましたが、個々人の記録を見ると、私を含め、自己ベストを更新している人が多く、それぞれにとって有意義な大会だったのではないでしょうか。
　因みに、次に北医が主管を務めるのは2031 年度第74 回大会です。その時には、私も一人前の医者になっていて、この初めての東医体を懐かしく想い返すことでしょう。